1987年 静岡市生まれ静岡市育ち。14年間勤めた市役所を退職し、持続可能なまちづくりを学ぶためにオランダへ移住。
2010年 地元市役所に入庁。都市計画分野、経済産業分野、広報・コミュニケーション分野に従事。
2016年にまちづくり団体を設立。毎月1万人が来場する、夜景を眺めるマルシェ「日本平夜市」を運営し、まちづくりプレイヤーとしても活動。
2023年 社会構想大学院大学にてコミュニケーションデザイン学修士(専門職)を取得。日本、静岡のこれからのまちづくりを考え、自身の見聞を広げるため2024年オランダに移住。
現在、アムステルダムにて日本食の移動販売・マーケティングを実施。現地でのコミュニケーションを通して、フィールドリサーチを実践している。
地元国立大学 教育学部を卒業。体育会サッカー部で週6日のサッカー漬けの日々を送る。
教員志望から方向転換し、自身の関心が強かった空間デザインという切り口からまちづくりに関わりたいと思い、地元市役所へ入庁。
日本観光地100選にも選ばれた国の名勝地「日本平」が日本夜景遺産に登録されたことをきっかけに、「公共空間をもっとオープンにしたい」という想いから、夜間に活用されていなかった公共空間を活用し、友人たちと、夜景の見えるマルシェ「日本平夜市」を立ち上げる。
自治体として日本で初めてシェアオフィス「WeWork」へ参入、これまでの都市計画分野、経済産業分野の経験を活かし、コミュニケーション領域を軸に企業間のネットワーキング構築や静岡市への企業誘致、首都圏プロモーションを手掛ける。
自治体として日本で初めてシェアオフィス「WeWork」へ参入、これまでの都市計画分野、経済産業分野の経験を活かし、コミュニケーション領域を軸に企業間のネットワーキング構築や静岡市への企業誘致、首都圏プロモーションを手掛ける。
日本社会への課題意識から、所属先の市役所を退職し自身の見聞を広げ「持続可能なまちづくり」を学ぶため、妻と4歳、2歳の娘と共に家族4人でオランダに移住。「Sustainable」「Well-being」「Innovation」をテーマにオランダの地で「持続可能なまちづくり」を探求する。
「地球の限界(プラネタリーバウンダリー)」が叫ばれる時代、世界中で災害や猛暑、干ばつが発生し地球環境は大きく変化しています。
また、日本社会は少子高齢化に伴う人口減少によって、様々な社会的・経済的な課題が深刻化しています。
全国の自治体を調査し、地方行政の限界と可能性に向き合うなか「持続可能なまちづくり」は日本社会の大きなテーマだと痛感しました。
オランダは、サーキュラーエコノミーの先進地でもあり社会の設計思想にサステナブルが根づいています。
新たな時代に向けて、どのような経済や暮らしを築けるのか。 それを肌で感じ、学ぶために、私はこの国を選びました。
高度経済成長を経て成熟国家へと移行した先進国では、価値観の変化が顕著になりつつあります。
近年、豊かさの物差しは、GDPという経済的尺度に加え、「Well-being」という幸福度を重要視するようになってきました。
経済成長を遂げた社会では、人々は「幸福とは何か」を問い直しはじめ、社会全体が個人の価値観や生き方を尊重する設計を模索し始めています。
「子どもの幸福度世界一」と言われる国、オランダ。
異なる文化と暮らしの中で、「幸福とは何か」を問い直し、それをまちづくりに活かしたいと思っています。
今世界では、分断や対立が起きています。国境を越えて人・物・金・情報が自由に行き交うグローバル化社会において、異なる価値観が交わり大きな歪みを起こしていることは間違いない。
「世界は神が創ったが、オランダはオランダ人が創った」というオランダの古い言葉が象徴するように、オランダは歴史的に、人々の知恵と協働によって社会と土地を築いてきた国です。
現代においてもその精神は受け継がれ、移民・知識層の積極的な受け入れをするなど柔軟な社会構造が形成され、新陳代謝が促されることで多くのイノベーションが育まれています。
これら多様性、寛容性の元で、新たな価値や挑戦を受け入れる柔軟な社会構造を創り出すオランダでの生活を通し、その経験を経て、将来日本の新しい「社会のデザイン」に挑みたいと考えています。
〜おにぎりで人結び〜
おにぎりには別名があります。それは「おむすび」です。
古来の日本人は山を神格化し、山(神の形)の形をしたご飯を食べることで神の力をいただいたとされ、それが「おむすび」の始まりと言われています。
むすびは結ぶと書きます。
人と自然を結ぶ。人と人を結ぶと言う意味です。
おにぎりの販売を通じて、オランダのたくさんの方と繋がりを結びたいと思っています。
私たちはただおにぎりを売るのではなく、おにぎりを通して皆様とたくさんの出会いを創りたいと思っています。